【医療の嘘と健康の真実】減塩が命を削る理由──水・空気・熱の“生命の流れ”を止めてはいけない

健康

◆「からだ」は3つの“流れ”で成り立っている

私たちの命は、単なる心拍や脳波ではありません。
「水の流れ」、「空気の流れ」、「熱の流れ」──この3つの循環がスムーズにめぐることで、からだは生きています。
そしてこの3つを妨げるものこそが、「病」の本当の正体です。

◆水の流れ:血液・細胞間情報・消化液の巡り

  • 血流(特に毛細血管)
  • 細胞間の情報伝達(ホルモンや神経伝達物質)
  • 胃酸や胆汁などの消化液の分泌

これらはすべて「水の流れ」が正常であることが前提です。
水は“情報”を運び、生命エネルギーを媒介する媒体でもあります。

ナトリウム(塩分)は、この水の流れを整える要。
減塩しすぎると、血流が悪化し、胃酸の分泌も低下。食欲も消化も気力も落ち、病を呼び込みます。

◆空気の流れ:呼吸・酸素と二酸化炭素のバランス

人間の呼吸の目的は「酸素を取り込み、二酸化炭素を出すこと」です。

酸素の80%は赤血球が運びますが、20%は水が酸素を運びます。
二酸化炭素は赤血球と結びつかず、血中のナトリウムが“重曹”として肺まで運び、呼気として排出されます。

つまり、減塩するとナトリウムが不足し、CO₂がうまく排出できず呼吸が苦しくなり、エネルギーが作れないのです。
これはまさに現代人に急増している「慢性疲労」「無気力」「集中力の欠如」などの根本原因のひとつです。

◆熱の流れ:体温維持と代謝のスムーズな放出

人は熱を「作って」「放出して」体温を保っています。
これができなくなると、体に熱がこもり始めます。
この「熱を出せなくなる状態」こそが熱中症です。

昔は熱中症が少なかった。
なぜ今の日本人に多いのか?
**それは「減塩しているから」**です。
汗をかくとナトリウムが失われます。
ナトリウムがないと呼吸で二酸化炭素を排出できなくなります。
すると、身体は“呼吸ができなくなる”ことを防ぐために、汗を止めます。
その結果、熱が排出できず、熱がこもり、熱中症になります。

◆塩は“毒”ではなく、“命の鉱石”

現代の医療では「塩=高血圧=悪」とされますが、これはあまりに単純すぎる構図です。
精製塩(ナトリウムのみ)は確かに問題です。しかし、**自然塩(ミネラルを含んだ本物の塩)**は、命を動かすスイッチです。

減塩ブームでミネラルバランスが崩れ、血流が悪化し、熱がこもり、呼吸が浅くなり、エネルギーが作れなくなります。
そのときに出てくるのが「高血圧」というサイン。
それは、からだが自らの巡りを取り戻そうとする自然治癒のスイッチなのです。

◆高血圧や血糖値上昇は、「治そうとしている証」

  • 血圧が上がる
    → 脳・心臓・免疫に酸素と栄養を送りたいから
  • 血糖値が上がる
    → エネルギー(グルコース)を供給して、細胞の修復・治癒を進めたいから

身体は常に「今、最適なバランス」に戻そうと動いています。
それを“病気だ!”とレッテルを貼り、薬で数値を下げてしまうと──
身体が働く余地を奪ってしまうことになります。

◆【まとめ】私たちのからだは「流れ」でできている

流れの種類役割キーとなる要素
水の流れ血流・情報伝達・消化ナトリウム・ミネラル・水
空気の流れ呼吸・酸素供給・CO₂排出ナトリウム・肺・水分
熱の流れ体温調整・免疫・代謝発汗・呼吸・循環

これらの流れは、止めてもいけないし、汚してもいけません。
そしてその“巡り”を整える鍵こそが、「塩」=命のミネラルなのです。

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