【実践ガイド】佐野直樹さんのグルノート実践法：心の豊かさを感じながら成功する哲学

生きることに迷いや不安を感じている方や、
自分らしい生き方を模索している方にとって、
**「グルノート」**は深い気づきと癒しをもたらす、
非常にパワフルなツールです。

このブログでは、
佐野直樹さんの著書『インド式「グルノート」の秘密』をもとに、
他の参考文献も交えながら、
佐野さん自身の歩みや、悟りの師（グル）である
シュリ・プリタジとシュリ・クリシュナジの教え、
そしてグルノートの具体的な実践方法をご紹介します。

佐野直樹さんは、もともと美容師としてキャリアをスタート。
その後、美容系の実業家として活躍し、
今も美容に関する事業を続けながら、
精神的なサポート活動も行っています。

一見すると順風満帆に見える経歴ですが、
実は心の中では強い葛藤と苦しみを抱えていたそうです。

「自分を変えたい」という思いから、
これまでに1億円以上を学びやセミナーに投資。
あらゆるメソッドを試してきましたが、

仕事もうまくいかず

奥さんとの関係も悪化し

最終的には自殺寸前まで追い込まれていました。

そんな極限の状態にあった時、
佐野さんはインドの聖者、
シュリ・プリタジとシュリ・クリシュナジの教えに出会います。

南インドのスピリチュアルセンター「EKAM（エカム）」での体験を通して、
人生の見方が根本から変わり、
魂が目覚めていくような深い気づきを得たのです。

「グル」とは、インドの伝統において“無知を破る者”という意味があります。
つまり、魂の目覚めや真の自由に導いてくれる存在です。

佐野さんのメンターである
シュリ・プリタジとシュリ・クリシュナジは、
現代のスピリチュアルリーダーとして世界中から支持を集めています。

彼らの教えは、
宗教にとらわれず「意識を目覚めさせる」ことにフォーカスしており、
瞑想・意図・呼吸・奉仕などを通して、
人間の根源的な苦しみ（エゴ、分離感、不安）を超えることを目的としています。

佐野さんが出会った
シュリ・プリタジとシュリ・クリシュナジは、
現代人が感じる苦しみや分離感の根本原因を明らかにし、
「心が切り離された状態」から「つながりの意識」へと
変わる方法を教えてくれる存在です。

彼らの教えによって、
佐野さんは「自分を責める心から解放され、
他人をゆるせるようになり、
魂の奥深くに眠っていた本来の自分を思い出した」と語っています。

プリタジとクリシュナジの教えの中で最も重要なのは、
次の言葉です。

「すべての苦しみは“外側の出来事”ではなく、
“内側の意識の状態”から生まれている」

この言葉が示すように、
現実を変えるためには
まず意識の変容が必要だという考え方が根底にあります。

怒り、不安、孤独、焦り―
これらは他人や状況によって引き起こされているように見えて、
実は「自分の意識の状態」がそれを選び、反応しているにすぎません。

グルノートを書く前の準備として、小さな儀式を行います。
この儀式が、心を整え、グルノートに向かう意識を高めます。

次に、ノートのページを十字に4分割し、四隅に次の項目を書きます。

右上：チッタ（Citta）
心の中にある苦しみやネガティブな感情を正直に書き出します。
例：「将来が不安」「誰からも必要とされていないと感じる」
右下：ディバイン（Divine）
チッタとは反対に、自分が本当に望んでいる理想の状態、“こうなっていたい”という姿を書きます。
例：「必要とされている実感があり、穏やかな心で人とつながれている」
左上：ディクシャ（Deeksha）
ディバインが実現したときに感じるであろう感情や感覚を記述します。
例：「満たされている」「感謝の気持ち」「静かで安心」
左下：スワダルマ（Swadharma）
理想の状態に近づくために、今日できる小さな行動を具体的に書きます。
例：「5分間の瞑想」「誰かにありがとうを伝える」