私たちは普段
自分の目で見て頭で考えたことを
「現実」だと思っています。
でも実際には、私たちが見ている世界は
心の奥深くで「本当はこうだ」
と信じていることを映し出したもの。
つまり、私たちは自分の潜在意識が見たいものを見て
感じたいものを感じて生きているのです。
潜在意識ってなに?
私たちの意識には2つの層があります。
- 自分で自覚している考えや感情(顕在意識):約5%
- 自分でははっきり意識できない
深い心の領域(潜在意識):約95%

この 潜在意識 に、
幼い頃からの思い込みや価値観、
親や社会から受け取った
「こうあるべき」がたくさん詰まっています。
例えば
- 人に迷惑をかけてはいけない
- 頑張らないと価値がない
- 自分は大したことのない人間だ
こうした思い込みは
気づかないうちにあなたの行動や選択
感じる幸せの量まで左右しているのです。
潜在意識がつくる世界
潜在意識に刻まれた信念や価値観は
あなたの目の前の現実を引き寄せます。
✔「私は愛されない」と思っていれば
愛されない証拠を探し出し、引き寄せてしまう。
✔「頑張らないとダメ」と思っていれば
頑張り続けざるを得ない状況を作り出す。
だからこそ
自分でも気づいていない潜在意識の声に
目を向けることはとても大切です。
病気や不調は敵じゃない
多くの人は、
病気や不調を「悪いもの」
「できるだけ早く治したいもの」と考えます。
でも実は、病気はあなたを困らせるために
起こっているのではありません。
むしろ体は、あなたがずっと抱えてきた
もう必要のない古い考えを手放すチャンスとして
病気という形でメッセージを送ってくれているのです。
例えば
- 無理をし続ける生き方を
そろそろやめてほしくて - 言いたいことを我慢する癖を
もう手放してほしくて - 誰かの期待に応え続けることから
解放してあげたくて
だから病気や不調は、あなたをもっと自由に
もっと幸せにするためのサインでもあるのです。
病気が起こる“メリット”もある
「そんなこと言われても、病気なんて嫌なものだ」
と思うかもしれません。
でも実は、病気になることで
あなたが気づかないうちに得をしていることもあります。
例えば
- 病気になれば「もう頑張らなくていい」と休める。
- 病気になれば、家族や周りの人に心配してもらえる。
- 病気を理由に、やりたくないことを断れる。
これらはすべて、
あなたの中にまだ
「頑張らない自分には価値がない」
「弱音を吐いたら嫌われる」
という古い信念があるからこそ
病気を通じてしか得られない
メリットを受け取っているのです。
人生の目的は健康ではない
そもそも
私たちはなぜ健康を望むのでしょう?
それは、
健康でいること自体がゴールではなく、
健康な体があれば、
もっと幸せを感じながら生きられるから です。
だから、たとえ病気があったとしても、
毎日の中に愛や喜び、感謝を感じられるなら
それはもう十分に幸せな人生なのです。
もっと幸せになるために
病気や不調は
あなたがもっと幸せになるために
古い信念を手放すきっかけをくれています。
- 頑張らなくても、あなたには価値がある。
- 弱音を吐いてもいいし、頼ってもいい。
- 病気を理由にしか得られなかった
優しさや休息を、
これからはもっと自然な形で受け取っていい。
病気があなたにくれた
「気づきのギフト」を受け取ったとき、
体もまた、少しずつ軽くなっていくかもしれません。
◇おすすめの本
顔を見れば隠れた病気がわかる 三浦 直樹 (著)
病気は才能 おのころ 心平 (著)
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