心や身体を整えたいと思っても、
どこから手をつけたらいいか分からない…。
そんなときに一つのヒントとしておすすめしたいのが、
インドの伝統的な知恵
「チャクラ」と「クンダリーニ」に意識を向ける瞑想です。
今回は、YouTubeで紹介されている
【チャクラディアーナ】という瞑想法を中心に、
- そもそもチャクラとは何か
- クンダリーニとはどんなエネルギーか
- チャクラディアーナのやり方と感じられる変化
をやさしく解説します。
チャクラとは何か?
「チャクラ」は
サンスクリット語で「車輪」「円」を意味し、
インドの伝統医学アーユルヴェーダやヨーガでは、
人の身体には背骨に沿って
7つの主要なチャクラ(エネルギーセンター)
があると伝えられています。
一般的に次のような場所・色・テーマに結びつけられます。
チャクラ | 場所 | 色 | 象徴するもの |
---|---|---|---|
第1 | 尾骨 | 赤 | 生存、本能、安定感 |
第2 | 下腹部 | 橙 | 感情、創造性、性 |
第3 | みぞおち | 黄 | 意志力、自信 |
第4 | 胸 | 緑 | 愛、思いやり |
第5 | 喉 | 青 | 表現、コミュニケーション |
第6 | 眉間 | 藍 | 直感、洞察 |
第7 | 頭頂 | 紫/白 | 高次の意識、悟り |
これらのチャクラが「滞る」と、
心や体のバランスが崩れやすくなるといわれ、
逆に整えることで
調和が保ちやすくなるとも伝えられています。

クンダリーニとは?
チャクラと密接に関わるのが
「クンダリーニ」というエネルギーの概念です。
サンスクリット語で「巻きついたもの」を意味し、
通常は尾骨付近に眠っているとされる
強大な生命エネルギーを指します。
伝統的なヨーガでは、
呼吸法や瞑想を続けるうちに、
このクンダリーニが蛇が
とぐろを解くように脊柱を上昇し、
チャクラを順に活性化しながら
頭頂へ昇ると伝えられています。
ただし急激な変化は
心身に負担をかけることもあるため、
穏やかに、
段階を踏んで瞑想を深めていくことが大切です。
瞑想は尾骨を立てるようにして座ってする
というのはクンダリーニが関係していると
言われています。
チャクラディアーナ瞑想とは?
今回紹介するYouTube動画では、
「チャクラディアーナ」という瞑想をガイドしています。
「ディアーナ(Dhyana)」は瞑想を意味し、
チャクラディアーナは
チャクラに意識を向ける瞑想です。
呼吸やイメージ、
マントラ(LAM, VAM, RAM…)を使いながら
一つずつチャクラを意識することで、
エネルギーの流れを感じやすくなるでしょう。
基本の流れ
- 楽な姿勢で座る
あぐらやシッダアーサナ(安楽座)など、
背筋が自然に伸びる座り方がおすすめです。 - 呼吸を整える
鼻からゆっくり吸って、ゆっくり吐く。
数回繰り返しリズムを安定させます。 - チャクラを順に感じる
第1から第7チャクラまで、場所を意識し、
色を思い浮かべ、心の中でマントラを唱えます。 - 頭頂まで引き上げる
最後に頭頂部が白や紫の光に包まれるようなイメージで、
全身を調和させます。 - しばらく余韻を味わう
瞑想の終わりに、
静かな感覚や安心感をしばらく楽しんでみてください。
まとめ|日常に取り入れたい小さな習慣
チャクラやクンダリーニは、
インドの伝統やスピリチュアルな考え方の一つです。
しかし実際にこのような瞑想を日常に取り入れると、
- 呼吸が深くなる
- ストレスが和らぐ
- 気持ちが前向きになる
といった変化を感じる方も多いようです。
忙しい日々の中、
ほんの10分でもこうした時間を作ってみると、
少しずつ自分の中の静けさや安心感が
育まれていくでしょう。
よかったら動画を参考に、
あなたのペースで試してみてくださいね。