はじめに|「木」は単なる建材ではない
現代の家づくりは、見た目や利便性、価格重視で進められがちですが、
「本当に心地よく、長く住める家」を求めるなら、
もっと根本的な視点が必要です。
それが、木そのものの持つ生命力、波動、そして自然のリズムと調和すること。
本記事では、エルビィン・トーマ著『木とつきあう智恵』をもとに、
「木の伐採時期」「乾燥方法」「化学物質の使用有無」「木の波動とバイオフォトン」まで
深掘りし、自然素材住宅が持つ真の力に迫ります。
1.木を伐るタイミングが運命を左右する?―月相と伐採時期の関係
● 新月の木 vs 満月の木 ― 水分量が決め手
トーマ博士は、長年の研究から
「木を伐るのに最も適した時期は、冬の新月の頃」であると述べています。
この理由は、月の引力と樹液の動きの関係にあります。
- 満月:木の中の水分が最大に → 腐りやすく虫が付きやすい
- 新月:水分が最小 → 乾燥しやすく、強度・耐久性・防腐性が高い
これはまさに潮の満ち引きと同じ理屈。
自然界のすべてが月のリズムと連動していることの証です。
● 伐採に最適な時期は「冬の新月前後」
- 12月〜2月頃の新月期がベストタイミング
- この時期に伐った木は、虫に強く、乾燥もしやすく、香りも長持ちする
- 古来の宮大工や杣人(そまびと)たちもこの知恵を体得していた
**「木にも最も安らかに死ねる時期がある」**という表現は、
まさに自然との共生思想そのもの。
2.木の乾燥方法によって「命の質」が変わる
● 自然乾燥=木が「呼吸」し続ける家
自然乾燥とは、風通しの良い屋外で数ヶ月〜数年かけて乾燥させる方法。
木の持つ**油分・香り・酵素・バイオフォトン(生命光子)**が保たれ、
木本来の波動が損なわれません。
- 湿度調整機能(調湿性)が高く、快適な空気を生む
- 抗菌・防虫作用を持つフィトンチッドが持続
- 木の**波動・エネルギー情報(バイオフォトン)**が住人に届く
● 人工乾燥=短命な「死んだ木材」
一方、人工乾燥は高温の炉で短期間に水分を飛ばす方法。
生産効率は良いですが、
- 内部割れ・反りのリスクが増大
- 香り・油分・酵素などが消失
- バイオフォトン(光の情報)が壊れる
つまり、「エネルギー的に死んだ木」になってしまうのです。
3.化学物質を使う家 vs 使わない家―身体と心への影響の違い
● 化学物質を使った家:便利の裏に潜むリスク
現代の住宅では、接着剤・防腐剤・防虫剤・塗料などに化学物質が多用され、
以下のような問題が発生します。
- ホルムアルデヒド等によるシックハウス症候群
- 頭痛・アレルギー・睡眠障害・倦怠感
- 揮発性有機化合物(VOC)による空気の汚染
一見きれいな新築でも、身体に見えないダメージを与えていることも。
● 自然素材の家:木が呼吸し、住む人の波動を整える
化学物質を使わず、自然乾燥された木材で建てられた家は、
- 空気が澄んでいて呼吸が楽
- 免疫力が上がり、風邪を引きにくい
- 睡眠の質が向上
- 木の波動が住人の波動と共鳴し、心が安定する
まさに、「家が癒しの場になる」感覚が得られます。
4.木の波動・バイオフォトンとは?エネルギー的な視点から見る本物の家
● 木の波動=生きた情報を発する振動
波動とは、物質が放つ微細な振動のこと。
自然乾燥された木は、
周囲の空間と調和する波動を発し、
住人の心身にもよい影響を与えます。
● バイオフォトン=生命が放つ光の情報
バイオフォトンとは、**生物が微弱に放つ可視光未満の光(生命光子)**で、
細胞間の情報伝達に関与していると考えられています。
- 自然素材の木はバイオフォトンを放ち、場を整える力を持つ
- 人は無意識にこの光情報を感じ取り、安心感を覚える
- 化学物質や人工処理によって、この光は損なわれる
つまり、エネルギー的にも自然乾燥・無薬品処理の木の家は、生きているのです。
5.自然のバイオリズムを無視する建築がうまくいかない理由
● 「生命の流れ」に逆らう設計のリスク
現代建築では、効率やコストを最優先し、木の伐採時期も乾燥方法も、
自然のリズムを無視して行われることが多くなっています。
こうした方法では、
- 木の本来の特性が失われ、建物の耐久性が下がる
- 居住者の健康に影響を与える(シックハウスなど)
- 波動的にも調和しないため、心地よさや安心感が得られない
● 自然と調和した住まいがうまくいく理由
一方で、自然と調和した方法で建てられた住まいは、
長寿命で、住む人の健康と精神を支える力を持っています。
自然界のリズム(月・太陽・季節)は、何千年もかけて築かれた調和のシステム。
それに沿った行動は、必ず調和と成功をもたらします。
逆に、自然のリズムを無視するということは、
生命の流れに逆らうことでもあります。
自然乾燥の木は、風・太陽・月・大地と共鳴しながら
エネルギー的にも成熟していきますが、
人工乾燥された木は「急かされた命」のように、
光情報も共鳴も断たれてしまいます。
これは、人間の暮らし方にも通じます。
自然のリズムに沿った生活は、
心身の健康や直感力、幸福感につながりやすいのです。
家づくりも同じで、
「エネルギーの流れ」と「生命の流れ」が一致した空間は、
**そこにいるだけで安心できる”場”**になります。
この視点は、
建築に限らず農業、健康、ビジネスにおいても重要な原理です。
6.長野県原村にある「ピュアウッドハウス」もその実例
● 完全無添加の自然共鳴型住宅
長野県諏訪郡原村には、
「自然の住まい株式会社」によるピュアウッドハウスが建てられています。
接着剤や金属を一切使わず、無垢材のみで構成されたパネル構造が特徴です。
- 木ネジのみで固定された「生きた木の壁」
- 高い断熱性と調湿性
- 電磁波遮断効果(99.999%以上)
この建物は、自然乾燥された木材と、化学物質ゼロの設計によって、
まさに自然と共鳴する住まいを実現しています。
・ピュアウッドハウス
https://www.shizennosumai.co
まとめ|家づくりは「木」との対話からはじまる
エルビィン・トーマの『木とつきあう智恵』は、単なる建築理論ではなく、
人間が自然と共鳴しながら暮らす知恵の集大成です。
- 月の満ち欠けに従い、木が静かに眠る時期に伐り、
- 自然の風と時間に任せて乾燥させ、
- 化学物質に頼らず、木の波動そのものを活かす
こうした知恵に基づいた住まいは、
単なる「建物」ではなく、**魂を癒やす「場」**になります。
・Amazonサイト 「木とつきあう智恵」
https://amzn.asia/d/fi2nRTF
・エルヴィン・トーマの連絡先
Erwin Thoma
Steggasse 21
A-5600 St.Johann/Pg.
Austria
・トーマ社のHP
https://www.thoma.at
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