現代の食卓に当たり前のように並ぶ「種なし果物・野菜」。
たとえば、種なしブドウ、種なしスイカ、種なしピーマンなどは便利で食べやすく、
多くの人に好まれています。
しかし、私たちはその便利さの裏に潜む
「自然との断絶」に気づいているでしょうか?
本記事では、植物と人間のエネルギー的な契約関係について、
スピリチュアルな視点と科学的な視点の両面から掘り下げ、
種なし作物の持つ問題点を明らかにします。
【1】植物と人間の“聖なる契約”とは?
▽ スピリチュアルな観点
古代から、私たち人間は植物を「意志ある存在」として尊重してきました。
シャーマン文化、縄文文化、ネイティブアメリカンの儀式などでは、
植物に祈りを捧げ、感謝をもって命をいただくという慣習が見られます。
これは、**植物の命とエネルギーを受け取る代わりに、
人間はその種を広め、共に地球を育むという
“エネルギー交換の契約”**に基づいています。
植物は私たちの**チャクラ(特にハートチャクラやソーラープレクサス)**に共鳴し、
その波動はオーラを整え、内的バランスを保つ助けとなります。
この関係は、まさに「相互進化的なスピリチュアル契約」なのです。
▽ 科学的な観点
生態系の中で、植物は光合成によって酸素を生み出し、食物連鎖の基盤となっています。
果実が種を持っているのは、繁殖のためだけではなく、
他の動物や人間にその果実を“報酬”として提供し、
代わりに種を拡散してもらうための戦略です。
これはエネルギー生態学における「ミューチュアリズム(相利共生)」の一形態であり、
植物と動物の間に長い年月をかけて築かれた自然のバランスそのものです。
【2】“種”とは何か?——命の設計図であり、宇宙的記憶の媒体
▽ スピリチュアルな観点
種は単なる物質的な繁殖器官ではありません。
そこには、その植物が育った土地の波動、太陽や水の情報、
そしてその“種族”としての意識の記録が宿っています。
エネルギーワークや植物療法を行う人々の間では、
「種は宇宙の記憶装置である」とも言われます。
つまり、種には霊的・宇宙的な意志が込められており、
それをいただくことは、
私たちが自然界の進化の一部になることを意味するのです。
▽ 科学的な観点
科学的にも、種子には遺伝情報(DNA)が完全な形で格納されています。
この情報は、芽吹いたあとに「その種がどのような植物になるか」を
決定づける生命の設計図です。
また、種は厳しい環境下でも休眠状態で長期間生存できる
“情報カプセル”としての性質を持ち、
地球環境の変化に応じて適応し続ける進化の鍵を握っています。
【3】種なし果物・野菜のスピリチュアルな問題点
▽ 魂を持たない“命なき食物”?
種なしの作物は、自然の摂理を外れて人工的に生命のサイクルを断たれた存在です。
スピリチュアルな視点では、「種なし作物=未来を持たない存在」
「霊的意志を遮断された媒体」とされ、
そのエネルギーは弱く、オーラに乱れをもたらす可能性があります。
また、種を通じた宇宙との繋がりが絶たれているため、
食べても“生命の循環”に参加していない感覚を覚える人もいます。
▽ 契約の不履行と自然界への反作用
植物と人間の間には、「命をいただく代わりに、未来を繋ぐ」
という暗黙の契約があります。
種なし作物の摂取はこの契約を破棄し、
人間の利便性だけを追求する行為に他なりません。
スピリチュアル的には、
これはカルマの法則や宇宙のバランスに反する行為であり、
長期的には精神的な不安定、体調不良、感情の断絶感
を引き起こす原因にもなり得ます。
【4】種なし作物の科学的なリスク
▽ 遺伝子操作・ホルモン処理の影響
多くの種なし果物や野菜は、
「遺伝子操作・細胞分裂の誘導・ホルモン処理」
などの技術を使って人工的に生産されています。
たとえば、ジベレリンという植物ホルモンを使って
種の形成を阻害したり、三倍体(不妊化状態)に改変して
生殖能力を奪う技術が用いられます。
これらの処理により、
本来持つはずの栄養素や微量元素、抗酸化物質のバランスが崩れることもある
と指摘されています。
▽ 種の独占と農業支配構造
種なし作物は自然に再生産できないため、
農家は毎年種を購入し続けなければならない状況に置かれます。
これが結果的に、種子を管理する多国籍企業のビジネスモデルを支えることになり、
“食の支配”という構造的問題につながっています。
【5】いま私たちにできること——種あり作物を選ぶという選択
▽ スピリチュアル的実践
・波動の高い食材を選ぶ(自然栽培・在来種・種あり)
・感謝と祈りを込めて食べる(食事を通じて自然と再接続)
・家庭菜園で“種をつなぐ”経験をする
こうした小さな選択は、私たちのスピリチュアルな感受性を高めるだけでなく、
自然とのエネルギー的な絆を回復する大切な手段となります。
▽ 科学的・社会的実践
・遺伝子組み換えでない種あり作物の購入
・固定種・在来種の保存活動への参加
・農業支援や直売所での購入
これらの行動は、私たちの食の未来を守るだけでなく、
多様な生態系や文化の保全にも繋がる重要な選択肢です。
【6】まとめ 〜種は未来、祈り、そして契約の象徴〜
私たちが口にする一粒の果実は、単なる栄養補給ではありません。
それは、太古から続く生命の循環、植物との聖なる契約、
そして未来へ続く祈りの結晶です。
種なし作物の便利さの陰で、私たちはその契約を忘れ、
霊的・生態的なバランスを失いつつあります。
いまこそ、その原点に立ち返る時です。
種は命であり、意志であり、愛の証。
あなたの次の買い物が、地球と宇宙への祈りとなることを願っています。
参考
・固定種の購入
【野口のタネ】
https://noguchiseed.com/hanbai/
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